【周刊少年JUMP】名作顺位 存档
因为稍稍对JUMP作品曾经的顺位有点兴趣,一搜就发现了这篇文章,觉得有点意思,暂作存档。完整文章见链接,这里只截取个人认为有意思的评论(翻译无能所以贴原文+有道概括下,大概有不少谬误,还请提醒我修正
文章来源: https://ima.goo.ne.jp/column/article/4885.html 需要梯子
数据来源: 文化庁のメディア芸術データベース(媒体艺术数据库)で「週刊少年ジャンプの1969年~2015年の目次データ」
补充 顺位基础知识
0、卷头是每周的顺位第一。新连载的第1周都是卷头,第2周都是中彩。
1、作品的顺位由读者问卷的相对评价决定。
2、顺位由8周前的读者问卷结果加上附加因素决定。
3、附加因素可能和出于商业方面的考虑,也可能和作者的时间安排有关。( 作者的安排,举例来说就是作者休刊(非长期休刊),不管是生病休刊还是取材休刊。以及交稿晚,这两种情况都会拉低顺位。 )
4、编辑部的主要目标人群仍旧是中小学生。
5、新连载有8周的保护期。
6、顺位由副主编决定,可因不同原因进行调控。(如卷头的调控,比如某作品拿了20期的卷头,那19期它的顺位可能会被往下面调控)
1. 龙珠 DRAGON BALL

巻頭カラー(掲載順位1位)で連載開始後、第7話(ヤムチャ登場)くらいから人気が下落。7位あたりで苦戦している様子がわかります。
そして、全連載期間で最も人気がなかったのが「其之三十一 亀仙流の厳しい修行」の12位。
これは当時の担当編集、鳥嶋さん(Dr.マシリト)がインタビューで語る
『ドラゴンボール』は最初の頃、あまりに人気が弱くて、打ち切り寸前の状態になってしまったの。
――えっ、そうなんですか。
鳥嶋氏:
そうなんだよ(笑)。で、どこに問題があるのかを徹底的にチェックしたら、悟空のキャラが立っていないのが原因だと分かったんだね。
そこで、もう既に出ていた亀仙人だけ残して、全てのキャラクターを一度鳥山さんに捨ててもらった。それで、悟空と対照的なキャラとしてクリリンというのを引っ張りだして、3人で修行をさせるところからやり直したの。
以後、天下一武道会で3位以内に大復活。レッドリボン軍編は6位前後と少し落ちますが、その後(ピッコロ大魔王~サイヤ人)はなんと、連載終了までほとんど2~3位を維持し続けるという信じられない人気連載になります。
毎号1位は人気と関係なく巻頭カラーの作品が飾りますので、2位を維持するというのは事実上の1位だったわけです。
第7话人气下滑,第31话人气最低(第12位),原因是悟空形象没立起来,发现问题后做出修正(舍弃前期角色,克林出场,三人修行)。在天下第一武道会回到了前三位。红绸军篇的排名在第6位左右,之后比克大魔王~赛亚人篇一直维持在第2~3位。(因为第一名通常是给了卷头彩页的作品,所以维持第2名实际上是第1名)
2. 死亡笔记 DEATH NOTE

平均5位前後の掲載順位だった前半に比べて後半は失速。グラフの山が大きくなり13位くらいまで人気が急落しているのがわかります。第58話で主人公のライバル L が死に、第二部に移行したことで人気は大きく変化してしまいました。
前半段平均排名在第5位左右,后半段排名急剧下降到第13位。原因当然是L之死。

3. JOJO ジョジョの奇妙な冒険

ジョジョに関しては、純粋に掲載順位がアンケート順だったのかどうかはわかりませんが、このグラフだけで判断すると
・第2部、第4部の前半が人気高
・各部、クライマックスに向けて人気が落ちている?
(人気が落ちてきた段階でエンディングを作りはじめている?)
・意外だが、最下位に近い20位も何度かとっている
不确定是否单纯按照读者调查表来排,但单从这张表看来:第2部、第4部前半部分人气高;各部高潮部分的人气在逐渐下降?(在人气下降的时候结尾?);意外的是拿了好几次几乎是最低位的第20位。
4. 幽游白书

冨樫さんが作者コメントで
そらす→意外な所から人気に火が付いたため、作品をその方向に修正すること。
と書いている通り、前半の「ちょっといい探偵話」を廃してバトルマンガに方向転換した部分から急速に人気が高まっているのがわかります。
一番人気があったのは戸愚呂(弟)と対戦する武術大会の決勝付近。
その後、仙水編では下書きに近い状態で掲載されたり今の休載がちになる兆候が見られたように記憶していますが、常時3~5位なので人気はすごいですね。
ドラゴンボールと違い、「最終回がほぼ巻末に掲載」というのは、いろいろな大人の事情を感じます。
富坚说过,因为在意料之外的地方受欢迎了,所以作品就往该方向修正。由之前“马马虎虎的侦探故事”转变为战斗漫画,导致人气飙升。最受欢迎的是户愚吕(弟)武术大会决赛附近。仙水篇虽然有时近乎草稿,也有现在休刊的征兆,但人气保持在第3~5位。与龙珠不同的是,最终回几乎在卷末刊登,感觉有点……
5. 猎人 HUNTER x HUNTER

連載開始後、一度も10位以下に転落することなく順調に人気を得ていましたが、休載が始まりだした頃から順位に激しい波が。
これは、掲載順が純粋なアンケート順位ではなく、「休載が続く作家さんにはペナルティがある」ためだと思われます。
それにしても、15位の掲載と1位の掲載が交互に続くこのグラフは他にはない凄まじさを感じますね。
连载开始之后,一次都没落到10位以下。但开始休刊之后顺位剧烈波动。这可能是对长期休刊作者的惩罚。虽是这样,但连载中第1位和第15位排名交替出现,实在让人没啥特别的感觉。
6. 海贼王 ONE PIECE

すごい人気です。
空島編の前で少しだけ順位が落ちていますが、すぐに持ち直し、以後は2位(TOP)を独走。まさに看板マンガですね。
非常有人气,虽然在空岛篇顺位稍微下降,但很快就恢复了,之后一直占据着TOP2,不愧是招牌。
7. 火影忍者 NARUTO

NARUTOはワンピースに比べるとややスロースタートですが、170話前後で「音の四人衆」が出てきた辺りから一気に人気が加速。
最後の忍界大戦は多くの伏線を回収するためにやや冗長に感じた部分もありますが、10位以内をキープしたままエンディングを迎えています。(最後の10話は最終話後の外伝)
和海贼相比起步有点慢,但在第170话音忍四人众开始人气迅速上升。忍界大战为了收回伏笔显得有些冗长,但一直到结尾依旧保持在10位以内。(最后10话是外传)
8. 死神 BLEACH

BLEACHは15年の長期連載でしたが、全体の2/3を過ぎた所で急激に人気が落ちています。藍染惣右介を倒し新章に入ったのもあるのですが、この付近の様子は作者のtwitterマンガと照らし合わせることでさらに深みが出てきます。
twitterによると、ちょうどこの10年目に体を壊し、ずっと具合の悪い状態で執筆を続けていたようです。
长达15年的长期连载,但在2/3处人气急剧下降,虽然也有打倒蓝染进入新章,但和作者的推特对照来看更容易理解。(推特表示久保这10年中搞坏了身体,一直在身体不舒服的情况下创作)所以作者身体状态也和作品状态密切相关。
9. 灌篮高手 SLAM DUNK

仙道と闘う陵南戦を終えた45話前後から一気に上位4位以内に入るようになり、途中少しだけ豊玉戦(エースキラー)で順位を落としていますが、以降は再び上位に返り咲きエンディングを迎えています。
打仙道的陵南战结束后,在第45话左右一口气进入了前4位,丰玉战排名稍微下滑,不过之后名次回升,迎来了结局。
10. 乌龙派出所

連載中に絵柄や内容が変化していった作品ですが、100巻前に人気が回復していく様子など、内容とこのグラフを照らし合わせると納得できる部分も多そうです。
※長期連載の順位に関しては他の人気連載が次々終了することで相対的に上がることもありそう
连载中画风和内容都发生了变化,对于100卷前人气回复的情况,将内容和表对照着看会更易理解。长期连载有时会因为其他人气连载完结,顺位相对上升。
11. BAKUMAN

こちらは30話までの初速の勢いがすごいのと、100話以降人気の盛り返しに成功しているポイントが非常にレアなグラフです。秀才型の人がアンケート順位とにらめっこしながらキャリアを積み、このような到達点にたどり着いたのかもしれません。
连载初期30话的形势大好,100话后人气回升的十分稀有的表。也许是一边盯着调查表的顺位一边积累经验的秀才型才造成了这样的结果。
其他





私货部分
以下是与这篇关于顺位的文章无关的内容,我个人补充原作者(吉永龍樹)关于HUNTER x HUNTER的继承篇的一些感想: http://bok.hatenablog.com/entry/hunterhunter_complexity (因为和我自己的想法一样,我就懒得自己写了。主要是针对部分读者认为继承篇过于复杂而不看了的情况。
不翻译,大致意思就是:富坚肯定知道会发生现在这种状况,但是他想做些鸟山和尾田都没做过的事,就是在一个篇章内尽量提高信息密度和复杂度。这是周刊少年JUMP史上从未出现过的作品,因为只有富坚有条件一年想十话还不被砍,而周刊漫画家想NAME时间一般在3天左右。变得复杂人气下降也很正常。要知道富坚早在二十多年前就参与过大神级别的人气对决了,比起画些常见的人气作品,不如去挑战”谁也没画过的作品“。反正今后我也会全力支持。
ここで作者の冨樫義博さんの気持ちになって考えてみると「そんなことは百も承知」なのだろう。
「ヘタッピマンガ研究所R」におけるインタビューでは「ネームの真理に一番近い男」と呼ばれていた冨樫さん。これまでのヒット作を見ても、狙ったキャラ密度&複雑度で大多数の読者が好むような"売れ線作品"を作るのは難しくないはずである。
それならどうして、現在の事態が起きているのか?
ここからは推測だが、冨樫さんは「人生でこれ以上、大衆受けするものを制作しても前と同じものを作っている感が否めないし、それはドラゴンボールやワンピースが既にやっているので、未踏の地ではない」と思っているのではないだろうか。
奇しくもハンターの中に「未踏を舐る(ねぶる)」というセリフが出てくるが、それと同じように冨樫さんは「少年ジャンプ史上、誰もやったことのない複雑な大量キャラが入り乱れるドラマを作る挑戦をしている」ように見えるのである。
もちろん、その複雑度によってライトな読者は離れて人気は落ちるだろう。
だが、人気の頂点競争は既に20年前に見た光景のはず。もうアンケート順位なんて下がってもよいのだ。いつまでも同じものを作り続けて人気のインフレ競争に再度突入するよりは「誰も作ったことがないもの」を作ったほうが本人のテンションが上がるのではないだろうか。
何よりこれを後押しするのは「冨樫さんのみが現在の少年ジャンプで一年以上の長考を許される」という特殊すぎる状況である。
週刊連載の作家さんは本当に忙しい。
数日でネームを書き数日でペン入れ。すぐに次の締切が来てしまうため、ほとんど時間がないのだ。全盛期の鳥山明さんは週に4時間しか寝られなかったというエピソードもあるし、ワンピースの尾田栄一郎さんは「深夜2時-5時の3時間睡眠」とコメントしている。(参考)
そんな中で、短期間に50人もの登場人物の外見、性格、主義主張などを生み出して無理なく配置するのは時間的に無理がある※。作家の能力的に不可能なのではなく「週刊連載という時間的に無理がある」のがポイントだ。
※例えば、ワンピースの「マリンフォード頂上戦争」も40人~50人のキャラが出てくるが、王下七武海や海軍大将、インペルダウン脱獄囚など以前から設定の固まっている既存キャラが多くを占めている。
現在のジャンプ作家では冨樫さんのみが「長期休載可能」という特殊能力により、この時間的制約を免れている。
もし人気作家陣の中で自分だけが「ストーリーを練る時間を自由に捻出できる」と気づいたら、あなたはどうするだろうか?他の作家が3時間睡眠の中、3日でストーリーを考えているのに対して、自分だけは300日~600日という時間をかけることができるのだ。
おそらく答えは同じ。
「週刊連載のワンピースやドラゴンボールでは絶対にできなかった複雑に練りまくったマンガを作り、50年近いジャンプの歴史で他に似たものがない作品を後世に残す」
ことにチャレンジするのではないだろうか?
ということで、
確かに複雑でライトユーザーが離れつつあるかもしれない現在のHUNTERXHUNTER。
だが「10週連載して1年以上考える」という連載ペースの関係上、今回の継承戦編はジャンプ史上前例のないほど複雑で濃密な作品に仕上がる可能性が随所からにじみ出ている。
そんなHUNTERXHUNTERを、僕はこれからも全力応援していきたいと思う。