《中國出土資料研究》目錄整理(更新中)
1995年4月,日本成立中國出土資料學會,池田知久任首任會長。這是一個跨學科程度較高的學會,旨在打破學科壁壘、致力於古典學的完整恢復,涵蓋了歷史、法律、哲學、文學、語言和文化等各方面的專業人員。學會每年舉行三次例會,發行一本學術性研究期刊《中國出土資料研究》。
創刊號·(1997年3月20日發行)
【論文】
石川三佐男:出土資料から見た『楚辞』九歌の成立時期について(1)
池澤優:祭られる神と祭られぬ神——戰國時代の楚の「卜筮祭祭禱記錄」竹簡に見る靈的存在の構造に關する覺書(20)
大形徹:蛇と惡靈の關係について——新出土資料の蛇をめぐって(47)
吳銳:神守、社稷守考——顧頡剛學派重建中國上古史的最新進展(一)(65)
蔣樂群:帛书『经法』の「天」に關する一考察——「天殃」、「天道」、「得天」等をめぐって(79)
原宗子:銀雀山出土『守法』『守令』等十三篇の示す自然環境——「王兵篇」を中心に(102)
【譯註】
渡邊賢:『馬王堆漢墓帛書老子甲本卷後古佚書九主篇』譯註(130)
【書評】
堀池信夫:律曆宇宙の形成と古代紀年——平勢隆郎『中国古代紀の研究』を讀む(184)
渡部武:信立祥著『中國漢代畫像石の研究』(192)
【論著目錄】
近藤浩之:馬王堆漢墓關係論著目錄(251)
李運富:楚國簡帛文字有關論著目錄匯編(259)
第2號·(1998年3月29日發行)
【卷頭隨想】
永田英正:簡牘研究で思うこと(1)
【論文】
大西克也:「殹」「也」の交替——六國統一前後に於ける書面言語の一側面(4)
齋木哲郎:長沙馬王堆漢墓出土「帛書五行篇」新解——秦儒との關係を中心として(25)
井ノ口哲也:「經」とその解說——戰國秦漢期における形成過程(51)
吕靜:秦の『诅楚文』についての再檢討(74)
鄧紅:董仲舒思想と黄老の學(その二)(100)
向井哲夫:竹簡『文子』について(114)
劉曉路:從馬王堆三塊簡牘看墓主和長沙王的關係(144)
李運富:考釋出土文字應當重視構形理據(275)
何星亮:河南濮陽仰韶蚌殼龍新探(305)
【研究動向】
谷中信一:新出土資料の發見と疑古主義の行方(150)
陳松長:馬王堆與馬王堆學(167)
【譯註】
會谷佳光:『馬王堆漢墓帛書老子甲本卷後古佚書明君篇』譯註(176)
【書評】
藤田勝久:包山楚簡研究の新段階——陳偉著『包山楚簡初探』(229)
大櫛敦弘:藤田勝久著『史記戰國史料の研究』(240)
渡邉大:Edmund Ryden著『黃帝四經The Yellow Emperor's Four Canons』(248)
【新刊介紹】
鵜飼昌男:大庭脩先生の古稀をお祝する二册の本(256)
【論著目錄】
近藤浩之:馬王堆漢墓關係論著目錄の訂正と追加(264)
井ノ口哲也:中國出土資料研究會の三年間(306)
第3號·小特集:郭店楚簡·(1999年3月31日發行)
【卷頭論文】
裘锡圭:中國出土簡帛古籍在文獻學上的重要意義(一~七)
【論文】
張光裕:『郭店楚簡研究』第一卷(文字編)緒說(八~一五)
Paulos Huang:The Guodian Bamboo Slip Texts and the Laozi(1~45)
李建民:太一新證——以郭店楚簡爲線索(48~62)
藤田勝久:包山楚簡よりみた戰國楚の縣と封邑(一六~三四)
黎明釗:『奏谳书』的名數與身分問題(三五~四八)
高村武幸:前漢末屬吏の出張と交際費について——尹灣漢墓簡牘『元延二年日記』と木牘七·八から(四九~七二)
劉曉路:馬王堆所見的長沙國(63~81)
【譯註】
岡安勇:『漢馮奉世趙狀侯墓表』譯註(七三~九四)
【書評】
湯淺邦弘:工藤元男著『睡虎地秦簡よりみた秦代の國家と社會』(九五~一〇一)
近藤浩之:邢文著『帛書周易研究』(一〇三~一一〇)
井ノ口哲也:有馬卓也著『淮南子の政治思想』(一一一~一二一)
【研究動向】
岩本篤志:コンピユータ利用による包山楚簡·楚系文字の研究(82~100)
Paulos Huang:European Sinology & the Excavated Chinese Materials Studies in Europe(101~122)
第4號·(2000年3月31日發行)
【卷頭言】
工藤元男:二年間の會長職を終えて(1~4)
【論文】
西川利文:尹灣漢墓簡牘よりみた漢代の長吏(5~24)
直井晶子:前漢における郡縣財政と少府·小府·少内(25~50)
平勢隆郎:周家臺三○號墓木牘に記された「陳勝」曆日について(51~65)
廖名春:上海博物館藏楚簡『武王践祚』篇管窺(66~73)
大西克也:談談郭店楚簡『老子甲本』「」字的讀音和訓釋問題(74~80)
小寺敦:列國金文にみえる祖先祭祀と女性(81~101)
【譯註】
學習院大學漢簡研究會:春秋故獄の名裁き——江陵張家山汉簡『奏讞書』を讀む(102~116)
【研究動向】
谷中信一:郭店『老子』關係著作五種(117~132)
【書評】
水間大輔:冨谷至著『秦漢刑罰制度の研究』(133~141)
第5號·(二〇〇一年三月三一日發行)
【卷頭隨筆】
陳松長:簡帛研究隨筆(一~三)
【論文】
胡平生:嘉禾四年吏民田家莂研究(四~二一)
水間大輔:戰國秦漢期の伍連坐制による民眾支配(二二~四七)
嚴善炤:馬王堆漢墓の房中養生の竹簡についての研究——古代房中術の成立を中心に(四八~六八)
佐々木研太:出土秦律の書寫形態の異同をめぐつて(六九~八六)
Donald Harper:The Nature of Taiyi in the Guodian Manuscript Taiyi sheng shui——Abstract Cosmic Principle or Supreme Cosmic Deity?(1~23)
【譯註】
學習院大學漢簡研究會:秦漢交替期のはざまで——江陵張家山漢簡《奏讞書》を讀む(八七~九九)
【書評】
宫本一夫:江村治樹著『春秋戰國秦漢時代出土文字資料の研究』(一〇〇~一〇八)
飯島和俊:松崎つね子著『睡虎地秦簡』(一〇九~一一九)
菅野惠美:羅二虎著『中國漢代の畫像と畫像墓』(一二〇~一三〇)
第6號·特集:出土資料學への探究·(二〇〇二年三月三一日發行)
【シソポジウム報告】
藤田勝久:「出土資料學への探究」について(2)
淺野裕一:戰國楚簡と古代中國思想史の再檢討(9)
宮宅潔:邊境出土簡研究の前提——敦煌の穀物關聯簡より(發表摘要)(18)
シソポジウムでの討論(26)
【特集論文】
湯淺邦弘:郭店楚簡『六德』について——全體構造と著作意圖(39)
池澤優:宗教學理論における新出土資料——聖俗論と仲介者概念を中心に(54)
石川三佐男:よみがえる『楚辭』九歌の世界(73)
大西克也:戰國文字隨想——系統論と統一の意義をめぐって(85)
白杉悦雄:「虛」の體感と「虚」の病理學——古代養生說から醫學理論が繼承したもの(94)
【一般論文】
桐本東太:いわゆる「競射·採桑」圖をめぐる一試論(114)
曹峰:試論『孔子詩論』的留白簡、分章等問題(128)
陳偉:睡虎地日書『艮山』試讀(145)
【研究動向】
水間大輔:張家山漢簡「二年律令」刑法雜考——睡虎地秦簡出土以降の秦漢刑法研究の再檢討(150)
【書評】
吉村昌之:冨谷至編著『流沙出土の文字資料——楼蘭·尼雅文書を中心に』を讀む(169)
【譯註】
早稻田大學簡帛研究會:銀雀山漢簡「守法守令等十三篇」の研究(一)守法·守令篇(179)
學習院大學漢簡研究會:漢初地方事件九編——江陵張家山漢簡『奏讞書』を読む(228)
第7號·(二〇〇三年三月三一日發行)
【論文】
淺野裕一:『五行篇』の成立事情——郭店寫本と馬王堆寫本の比較(1~24)
王葆玹:郭店竹書時代新證(25~36)
李運富:楚簡「」字及相關諸字考辨(37~56)
鷹取祐司:漢代の裁判手續き「劾」について——居延漢簡「劾狀」の分析から(57~81)
瀨川敬也:秦漢時代の身體刑と勞役刑——文帝刑制改革をはさんで(82~102)
鈴木直美:博局紋と宴飲六博圖——その性格と前漢末の流行要因(103~123)
【譯註】
學習院大學漢簡研究會:漢初官吏犯罪三編——江陵張家山漢簡『奏讞書』を讀む(124~154)
早稻田大學簡帛研究會:銀雀山漢簡「守法守令等十三篇」の研究(二)要言篇·庫法篇(155~181)
【書評】
铃木健郎:池澤優著『孝思想の宗教學的研究——古代中國における祖先崇拜の思想的發展』(182~196)
原宗子:佐原康夫『漢代都市機構の研究』(197~205)
藤田勝久:池田雄一著『中國古代の聚落と地方行政』(206~213)
『中國出土資料研究』第六號訂正(214)
第8號·(二〇〇四年三月三一日發行)
【論文】
渋谷由紀:「性」と「心」——『性自命出』の分析を通じて(1~21)
葉峻榮:定州漢墓簡本『論語』與傳世『論語』異文研究(22~38)
嚴善炤:馬王堆漢墓の房中養生の竹簡についての研究——古代の房中導引を中心に(39~62)
阿部幸信:皇帝六璽の成立(63~87)
【譯註】
里耶秦簡講讀會:里耶秦簡釋注(88~137)
東京大學馬王堆帛書研究會:『馬王堆漢墓出土帛書周易』二三子問篇釋注(四)(138~168)
早稻田大學簡帛研究會:銀雀山漢簡「守法守令等十三篇」の研究(三)王兵篇·市法篇·李法篇(169~220)
髙木智見:郭店楚簡研究會編『楚地出土資料と中國古代文化』(221~230)
吉冨透:石川三佐男著『楚辭新研究』(231~251)
第9號·(二〇〇五年三月三一日發行)
【論文】
谷中信一:上博簡『魯邦大旱』の思想とその成立——「刑徳」説を中心に(一~一九)
曹峰:「自生」から「自爲」へ——『恆先』政治哲學研究(二〇~四一)
大野裕司:睡虎地秦簡『日書』における神靈と時の禁忌(四二~六七)
村上陽子:出土資料からみた漢代の食生活(七一~一〇二)
里耶秦簡講讀會:里耶秦簡研究ノート(一〇三~一四〇)
青木俊介:里耶秦簡に見える縣の部局組織について(一〇三~一一一)
石黑ひさ子:里耶秦簡J1⑯52記載の地名について(一一二~一一八)
片野竜太郎:里耶秦簡に見える債務勞役——J1⑨1~12簡を中心として(一一九~一二四)
鈴木直美:里耶秦簡にみる隱官(一二五~一三一)
髙村武幸:公文書の書記官署名——里耶秦簡·居延漢簡の事例から(一三二~一三八)
【譯註】
早稻田大學簡帛研究會:銀雀山漢簡「守法守令等十三篇」の研究(四)王法篇·委積篇(一四一~一七二)
【索引】
學習院大學漢簡研究會:江陵張家山漢簡『三年律令』索引(1~78)
【書評】
渋谷由紀:『出土文獻と楚秦文化』創刊號 西山尚志·小寺敦·谷中信一『上海博楚簡『民之父母』『子羔』『魯邦大旱』釋注』(一七三~一八一)
廣瀨薰雄:鶴間和幸著『ファーストエンペラーの遺產 秦漢帝國』(一八二~一八七)
第10號·(二〇〇六年三月三一日發行)
【論文】
水间大辅:秦律から漢律への繼承と變革———睡虎地秦簡·龍崗秦簡·張家山漢簡の比較を中心として(2~16)
谷口建速:長沙走馬樓吳簡よりみる孫吳政權の穀物搬出システム(17~41)
戶內俊介:「寸」字成立の背景とその後の展開(42~56)
朱紅林:試論竹簡秦漢律中有關貨幣的規定(57~64)
沈澍農:敦煌醫藥文獻『□急單驗藥方卷』考(65~84)
【書評】
石岡浩:江村治樹著『戰國秦漢時代の都市と國家——考古學と文獻史學からのアプローチ』(85~94)
浜川栄:藤田勝久著『中國古代國家と郡縣社會』(95~105)
楯身智志:籾山明著『中國古代訴訟制度の研究』(106~118)
【譯註】
早稻田大學簡帛研究會:銀雀山漢簡「守法守令等十三篇」の研究(五)田法篇(119~146)
エチナ漢簡講讀會:エチナ漢簡選釋(147~241)
第11號·(二〇〇七年三月三一日發行)
【卷頭論文】
陳偉:包山「廷志」簽牌與九號簡(1~5)
【論文】
池澤優:新蔡葛陵楚墓の卜祭禱簡の體例と祭祀について(6~45)
谷中信一:『恆先』宇宙論析義(46~70)
李承律:上博楚簡『子羔』の感生説と二重の受命論(71~99)
森和:子彈庫楚帛書の天人相關論について(100~121)
石岡浩:戰國秦の盜罪にみる刑罰加重の法則——群盜·加罪·遷刑を手がかりに(122~144)
柿沼陽平:漢代における錢と黃金の機能的差異(145~174)
【研究ノート】
何有祖:張家山漢簡『奏讞書』第十八案例解題(175~183)
【書評】
近藤浩之:馬王堆出土文獻釋注叢書 池田知久著『老子』と野間文史著『春秋事語』(184~203)
中村威也:長江流域文化研究所編『長江流域と巴蜀、楚の地域文化』(204~215)
【譯註】
早稻田大學簡帛研究會:銀雀山漢簡『守法守令等十三篇』の研究(六)兵令篇(216~251)
第12號·(二〇〇八年三月三一日發行)
【卷頭論文】
趙建龍:中國甘肅省の彩陶紹介と日本古代文化(1~11)
【論文】
島田翔太:旱魃の克服と君主の德——上博楚簡『柬大王泊旱』より(12~30)
西山尚志:『禮記』孔子閒居篇の成立過程について——上博楚漢『民之父母』を出發點として(31~43)
楯身智志:前漢における「宦皇帝者」の制定——秦末·楚漢抗爭期~前漢初期における二十等爵制の変遷(44~74)
【研究ノート】
村上陽子:庖厨図を利用した図像解釈の試み(75~87)
【書評】
井ノ口哲也:李承律著『郭店楚簡儒教の研究——儒系三篇を中心にして』(88~112)
富田美智江:小寺敦『先秦家族関係史料の新研究』(113~120)
髙村武幸:武漢大學簡帛研究中心·荊州博物館·早稻田大學長江流域文化研究所 彭浩·陳偉·工藤元男主編 『二年律令與奏讞書 張家山二四七號漢墓出土法律文獻釋讀』(121~126)
小嶋茂稔:髙村武幸著『漢代の地方官吏と地域社會』(127~133)
【譯註】
監訳· 原宗子:銀雀山漢墓『晏子』訳注(稿) 慶應義塾大學古代中國研究会(有志)(134~190)
第13號·(二〇〇九年三月三一日發行)
【卷頭論文】
池田雄一:稿本の怪——『楊熊合撰水經注疏』稿本と傳斯年(1~17)
【論文】
吉冨透:『楚辭』天問篇研究序說——戰國楚簡『三德』の讀者對象と「皇天」「后帝」から(18~40)
郭靜雲:郭店出土『太一』:社會歸於天地之道的自然(再論老子丙組『太一』書文的結構)(41~61)
呂靜·鄭卉:一九〇〇年以前中國境內簡帛出土之考察——以傳世文獻收集整理爲中心(62~83)
水間大輔:秦·漢の亭吏及び他官との關係(84~104)
黎明釗·馬增榮:試論漢簡所見的都吏及其與督郵的關係(105~130)
有田眞理:山東省済寧市出土「風伯·胡漢交戰書像石」試釋(131~162)
小林岳:李賢の妃嬪·三子と章懐太子追諡について——主として「張氏神道碑」と「雍王」·「章懐」二墓誌による(163~192)
【研究ノート】
葛亮:『上海博物館藏戰國楚簡竹書(六)』「莊王旣成」篇校讀(193~204)
【史料紹介】
尹龍九:平壤出土「樂浪郡初元四年縣別戶口簿」研究(205~236)
【書評】
水野卓:宇都木章著『出土文物からみた中國古代』(237~245)
千葉謙悟·野原將揮:漢字世界へのオアルラウンドな導き手:大西克也·宮本行徹編者『アジアと漢字文化』(246~253)
楯身智志:池田雄一著『中國古代の律令と社會』(254~262)
【譯註】
早稻田大學簡帛研究會:尹灣漢墓出土簡牘譯註(一)(263~324)
第14號·(二〇一〇年三月三一日發行)
【卷頭言】
太田幸男:中國出土資料雜感(1~8)
【論文】
海老根量介:戰國『日書』に反映された地域性と階層性——九店楚簡『日書』·放馬灘秦簡『日書』の比較を通して(9~33)
富田美智江:戰國時代の后稷像——兼論上博楚簡后稷(34~58)
石原遼平:長沙吳簡名籍考——書式と出土狀況を中心に(59~85)
陳文豪:簡帛學理論建構省思舉隅(86~109)
【史料紹介】
橋本繁 譯(李成市·尹龍九·金慶浩 筆):平壤貞柏洞三六四號墳出土竹簡『論語』について(110~149)
【譯註】
佐々木研太·下田誠:龍崗秦簡譯注(前編)(150~218)
早稻田大學簡帛研究會:尹灣漢墓出土簡牘譯注(二)(219~277)
【書評】
水間大輔:廣瀨薰雄著『秦漢律令研究』(278~289)
第15號·(二〇一一年三月三一日發行)
【論文】
西山尚志:上博楚簡『鄭子家喪』に見える歷史改編(5~21)
青木俊介:秦から漢初における都官と縣官——睡虎地秦簡「法律答問」九五簡の解釋を通じて(22~41)
【譯註】
佐々木研太·下田誠:龍崗秦簡釋注(後編)(42~104)
早稻田大學簡帛研究會:尹灣漢墓出土簡牘譯註(三)(105~139)
【書評】
髙津純也:渡邊信一郎『中國古代の財政と國家』(140~147)
【研究動向】
谷口建速:「中日長沙吳簡學術研討會」參加記(148~157)
【彙報】
中國出土資料研究旣刊号総目次一覽(158~164)
第16號(二〇一二年三月三一日發行)
【卷頭言】
渡部武:先入觀と畫像解釋(1~5)
谷中信一:『莊子』天下篇を通して見た『老子』經典化プロセス(6~24)
石川三佐秀:近年の楚辭研究に見る多彩な成果と新たな動向について——楚辭中の帝辭と吳楚戰爭教訓詠の復元的研究(25~46)
髙津純也:『荀子』『禮記』引書再考——楚簡本「缁衣」の出現を踏まえ(47~70)
陳偉(森和·工藤元男 譯):嶽麓書院秦簡「質日」初步研究(71~85)
【譯註】
佐々木研太·下田诚:龍崗六號秦墓木牘譯註(86~110)
【書評】
丹羽崇史:张昌平著『曾國青銅器研究』(111~119)
海老根量介:工藤元男著『占いと中國古代の社會』(120~128)
桐本東太:江村治樹著『春秋戰國時代青銅貨幣の生成と展開』(129~137)
桐本東太:柿沼陽平著『中國古代貨幣經濟史研究』(138~146)
第17號·(二〇一三年三月三一日發行)
【卷頭言】
江村治樹:京大人文研の中國出土文字資料研究——林巳奈夫先生と林研究班の思い出(1~5)
【論文】
下田誠:青銅兵器銘文からみた戰國趙惠文王期の機構的改革をめぐって(6~28)
關尾史郎:出土狀況よりみた長沙吳簡——『長沙走馬樓三國吳簡 竹簡』[肆]所收の賦税納入簡を中心として(29~51)
【札記】
何有祖(廣瀨薰雄 譯):里耶秦醫方簡の綴合について(二則)(52~59)
魯家亮(肖蕓曉 譯):嶽麓書院藏秦簡『數』八四~一〇二號簡の排列問題について(60~72)
趙容俊:秦漢出土文獻所見之醫療巫術考察(73~85)
【翻譯】
名和敏光 譯(廣瀨薰雄 著):『五十二病方』の新たな整理と研究(86~124)
【書評】
藤田勝久:陳偉主編『里耶秦簡牘校釋(第一卷)』(125~132)
第18號·(二〇一四年三月三一日發行)
【論文】
草野友子:上博楚簡『成王爲城濮之行』の構成とその特質(1~19)
谷中信一:清華簡『傅説之命』考(20~38)
末永髙康:秦暦復元をめぐる一考察(39~69)
矢島明希子:漢代畫像石に見るふくろうの表象——その機能と地域的特徴(70~96)
【札記】
施謝捷:簡牘人名(雙名)釋讀札記(97~119)
梁靜(柿沼陽平 譯):北大漢簡よりみた「蒼頡篇」の異文と章立て(120~125)
【譯註】
今田裕志:上博楚簡『顔淵問於孔子』譯註(126~147)
【書評】
工藤元男:鶴間和幸著『秦帝國の形成と地域』(148~155)
第19號·(二〇一五年三月三一日發行)
【論文】
姜生(三浦國雄 譯):地斗考(1~9)
朱鳳瀚(石原遼平 譯):北京大學藏漢簡『蒼頡篇』から得られる新知見(10~29)
鈴木舞:殷金文の字體と工房——殷墟花園莊東地五四號墓「長」字銘の分類(30~62)
竹田健二:先秦時代における儒家の氣の思想——戰國時代の竹簡資料を中心に(63~84)
友田眞理:漢代畫像資料にあらわされた岐頭型工具の名稱比定について——圖像表現に見る形態と用途(85~108)
中村未来:清華簡『周公之琴舞』考(109~130)
平勢隆郎:里耶秦簡中の暦日について(131~169)
北條立記:馬王堆帛書·銀雀山漢簡の「无(無)」「(聖)」字の戰國期における使用地域——用字研究とその文獻學的應用(170~191)
【札記】
王凱博:帛書『春秋事語』札記一則(192~194)
章水根:試釋「彝」之象形初文(195~204)
蒋魯敬:清華簡『説命上』札記(205~211)
張海波:銀雀山漢簡840號簡新解(212~218)
湯志彪:金文考釋四則(219~226)
方勇:讀嶽麓秦簡札記一則(227~233)
【書評】
丹羽崇史:角道亮介著『西周王朝とその青銅器』(234~241)
西山尚志:西信康著『郭店楚簡「五行」と傳世文獻』(242~247)
谷中信一:湯淺邦弘著『竹簡學 中國古代思想の探究』(248~259)
第20號·(二〇一六年七月二日發行)
【論文】
横山愼悟:清華簡に見る伊尹傳承の展開に關する基礎的考察(1~26)
王安泰:南巡碑與北魏前期爵制(27~37)
角道亮介:西周青銅器銘文からみた祭祀行爲の變容(38~67)
西信康:郭店楚簡『太一生水』の生成論(68~87)
曹峰:清華簡『殷高宗問於三壽』上下兩部分簡文的研究(88~105)
程少軒:馬王堆帛書『刑德』甲篇「刑篇小游」占辭與漢軍討伐陳豨之役(106~119)
岡安勇:中國上古における帝位繼承者の德性について——『上海博物館藏戰國楚竹書(二)』所收『子羔』を手掛かりとして(120~136)
【譯註】
柿沼陽平:甘肅省張掖市臨澤縣黃家灣漢墓出土晉簡譯註(137~175)
【書評】
池澤優:K.E.Brashier,Ancestral Memory in Early China(古代中國における祖先の記憶),Public Memory in Early China(古代中國における公共の記憶)(176~196)
西山尚志:曹峰著『近年出土黃老思想文獻研究』(197~201)
藤田勝久:陳偉主編『秦簡牘合集』の刊行について(202~210)
竹田健二:谷中信一著『「老子」經典化の過程研究』(211~221)